hp Pavilion dv4の修理です。
電源を入れると、電源ランプは光りファンが回転する音が聞こえますが画面に何も映らない状態です。
CMOS電池の接触に不具合があったようでCMOS電池を接続し直すことで修理出来ました。

CMOS電池とはマザーボードに取り付けられたリチウム電池です。
BIOSと呼ばれるマザーボードのプログラムの保存や時刻設定の保存を行っています。
電源やバッテリーを外しても時計が狂わないのはCMOS電池の働きによるものです。
しかし、バッテリーの放電不良で画面が映らなくなることがあるようにCMOS電池が原因で画面が映らなくなることがあります。
右画像がCMOS電池の例です(画像は別機種のものですが)。
画像のようにハンダ付けされていたり、コネクタで接続されたりと機種によって使用される電池の種類や接続方法が異なります。
今回はコネクタ式でCMOS電池自体に問題はなかったので取り付け直しを行いました。
修理後の画像を撮り忘れましたが、正常に画面が映るようになりました。
インターネット接続や音声再生等にも異常は見られなかったため修理完了と致しました。
<今回の修理料金>
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