本文へジャンプ埼玉県日高市のパソコン修理・データ復旧
■論理障害と物理障害の違い

データ復旧で「論理障害」と「物理障害」でデータ復旧料金が異なりますが、この2つの違いは簡単に言うと「HDD(ハードディスク)の部品が壊れていたら物理障害」となります。
通常HDDはパソコンに内蔵されているので、HDDの部品故障なのか否かが外からでは分かり辛いですが、分類する目安は以下になります。



●パソコンの電源が入らない・画面が映らない等は「ほぼ」論理障害

パソコンの「電源が全く入らない(電源ボタンを押しても無反応)」・「画面が映らない(パソコン本体のLEDランプは点灯するが、画面には一切何も映らない」・「モニターにシグナルが検出できません、ノーシグナル等の文字が出てその後は何も映らない」といった症状は、殆どの場合HDD以外の部品が原因です。
そのためHDDは無傷な場合が多く、殆どの事例は「論理障害」の料金でデータ復旧出来ます。


●HDDから異音がしたら「物理障害」

パソコンから異音がして立ち上がらない場合は「物理障害」となる場合が多いです。
ファンの故障やDVDドライブの故障でも異音が出ることがありますが、その場合はパソコン自体は立ち上がることが多いです。
また、ファンの故障だと「ブウォォォォー」や「ガガガガ」という派手な音の場合が多く、DVDドライブですと「ウィーガチャガッチャ」というような機械音の場合が多いです。
対してHDDの異音は「カチャンカチャン」とか「カッコンカッコン」という規則正しい音がする場合が多いです。
異音がする場合は比較的重度な物理障害である場合が多いので、できるだけ早くデータ復旧されることを推奨致します。


●パソコンがエラー等で立ち上がらないはどちらとも言えない

パソコンを立ち上げようとしても英語の表示が出て立ち上がらなかったり、「セーフモード」とか「コンピュータの修復」といった画面が出て立ち上がらない場合は、「論理障害」・「物理障害」の両方が考えられます。

このエラー自体はHDDに保存されたパソコンのシステムデータが不具合を起こしているので出てきますが、HDDが故障したからシステムに不具合が発生したのか、単純はシステムの誤作動が原因なのかが症状を見るだけでは判断できず、HDD自体の状態を診断しないとどちらの障害かは分かりません。

このような症状の場合は、悪化する前にデータ復旧の診断を受けたほうが良いと思います。
(HDD自体の故障だった場合は悪化する可能性が高いため、むやみに何度も電源を入れてみたり、データ復旧ソフトを安易に使用するのはやめたほうが良いです。最悪データ復旧業者でもデータが取り出せなくなってしまいます。)


●データを消してしまった・フォーマットしてしまった場合

データを誤ってゴミ箱から削除した場合やHDDをフォーマットしてしまった場合は「論理障害」です。
但し、何もしていないのに「フォーマットしますか?」という表示が出てフォーマットしてしまった場合等は「物理障害」の可能性があります。
尚、データを削除したり、フォーマットしてしまった後に再度データを保存してしまうと、データが上書きされてデータ復旧出来なくなってしまいます。
誤って削除やフォーマットを行った際は、そのまま使用せずデータ復旧する必要があります。


●HDDを取り出してもデータが取り出せない場合

この場合は「物理障害」の場合が多く、「論理障害」のケースは稀です。
最初は別のパソコンに繋げばHDDを認識する場合でも、症状が進行するとパソコンで認識されなくなります。
HDDが全く動かない(HDDのモーターが回らない)等の場合も「物理障害」です。


●外付けHDDの場合

外付けHDDの場合は、外側のケースに問題がある場合は「論理障害」でHDD自体の故障であれば「物理障害」です(若干例外があります)。
外付けHDDのエラーランプが点灯(点滅)する場合は、その機種のマニュアルを見れば当たりをつけられるかもしれません。
また、外付けHDDの電源が全く入らない状態であれば、ケース側の不具合の可能性が高いと思います。
詳しくは内蔵されているHDDを取り出して確認する必要があります。


●HDD以外のデータ復旧(USBメモリ・SDカード等)

USBメモリーやSDカード等のフラッシュメモリーをパソコンに繋いでも認識しない場合は、「物理障害」の可能性が高いです(パソコン側に異常がない場合)。
また、認識しても容量が「0バイト」となっていたり、「メディアを挿入してください」と表示される場合も「物理障害」の可能性が高いです。

「フォーマットしてください」等の表記が出てしまい、内部のデータが開けないような場合は、「論理障害」と「物理障害」の両方が考えられます。
どちらの障害が発生しているかについては店舗にて無料診断を行う必要があります。

ご自身でデータを削除してしまった場合は「論理障害」となりますが、データ削除後に別のデータを保存してしまうとデータ復旧が困難になるため、新しいデータを保存する前にデータ復旧を行うべきです。


<共通の注意点>
※これらの分類方法はあくまで目安です。
※「論理障害」・「物理障害」の判定はデータ復旧診断が必要です。
※「論理障害」・「物理障害」の判定方法は業者ごとに異なる場合があります。
  (他店での判定と当店の判定が異なる場合は当店の判定が優先されます。)


 
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